自分でも驚くほど、ショックです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091115-00000086-jij-soci 退団後なんて、1回しかステージを観に行けていなかった癖に。
あまりにもゲンキンです。私は。
(私が……の時も、きっと誰かにそう言われるのでしょう)。
でも、今朝のニュースを見た時、息をのみました。
「元祖宝塚系声優」などと言われることがある私ですが、自分自身は、失礼ながら宝塚の舞台があまり得意ではありませんでした。
中学高校一貫教育の女子校にいて、女子ばかりの環境から離れたいと思っていた影響も大きいと思うのですが(学校は大好きだったのですよ!)、、、多くの少女たちが憧れるあの眩しいほど艶やかな華やかさと、当時の大多数の男役の方々が舞台で話される、独特の節回し・しゃべり方が苦手だったのです。
でも、宝塚自体には、なぜかご縁(?)はありました。
今考えたらとてももったいないことですが、高校時代、ある舞台終演後に東宝の某プロデューサーさんに(受けませんかと)お声がけ頂いたり、卒業後、帝劇の劇場案内係バイト募集に応募したのに宝塚劇場に配属され、8ヶ月間案内係としてバイトしていたり。
大地真央さん・黒木瞳さん・麻実れいさん・遙くららさん・高汐巴さん・若葉ひろみさんが各組のトップだったという、本当に大全盛時代。 そんな時代に毎日ステージを見続けられたのは、今思えば本当に贅沢な経験でした。
(後に高汐さんと若葉さんはお仕事をご一緒させて頂きました)
最初は距離を置いて観て(仕事して)いました。
そのうち、いつも目で追うようになった役者さんができた。
それが雪組トップの麻実れいさんと、当時花組の準トップだった、なつめさん(大浦みずきさん)でした。
なつめさんのダンスは、とてもとても素敵でした。
軽快でキレがあって、でもとても柔軟で。
力強くエネルギッシュでありながら、とても優雅で美しくて。
劇場案内係はお芝居の最中に休憩を取るのですが、レビュー(第二幕)の休憩時は、なつめさんのダンス見たさに、こっそりいつも場内に残っていました。
美しい、直前の振りの残像を残しながら踊っているのではないかというようなダンス。仕事の目配りはしながらも、終演直前の扉開けの時間ギリギリまでみつめていました。
知らないうちに歳を重ね、50歳を越えていて、肺ガンで亡くなられていたなんて。ショックでした。
久しぶりに写真で拝見したなつめさんは、変わらず美しかった。
もう一度ステージを観たいと思った。
でも、もう叶わないのですね。
あの頃、帝劇の劇場案内に応募したいと強く思った動機付けをしてくださった森繁久彌さん然り、なつめさん然り。
都合がつかないことを言い訳に、なかなか拝見しにゆくチャンスをみつけられずにいた私ですが……これからはなるべく時間をみつけて(作って)、大好きな方々のステージを、芝居を、ライブを、ひとつでも多く拝見しにいかなければと、強く強く思いました。
そう、時間は「作る」もの。
「もう叶わない」と、後悔するのは嫌だから。
そう思い出させて下さってありがとう、なつめさん。
あなたが踊る姿を、もう一度拝見したかったです。
……本当に。
闘病中はできなかったでしょうあのダンスを、空の向こうで思いきり魅せてください。
ご冥福を、心からお祈り致します。
posted by m.ogata at 11:06|
日記
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